アルファードのフルモデルチェンジに伴い、それまで同車のネッツ店向けモデルとして販売されていたアルファードVの事実上後継車種。
上品さや洗練さを謳うアルファードに対し、こちらは力強さや先進性を謳っており、フロントマスクも上下2分割のヘッドライトを採用するなどアルファードよりアグレッシヴなデザインとなっている。
いっぽうで室内に関してはアルファードと同じく、7人乗りと8人乗りモデルが設定されており、搭載エンジンは2.4L直4と3.5L V6の2タイプで、トランスミッションは2.4Lに7速SuperCVT-i、3.5Lに5速ATが組み合わされる。駆動形式はFFと4WDが用意されている
2014年4月発売モデルでは2.4L 直列4気筒エンジン「2AZ-FE」にはE-Four(電気式4輪駆動)とSuperCVT-i、3.5L V6(Dual VVT-i)エンジンには6速SuperECTを組み合わせ。ラインアップは、ベーシックグレード「2.4X」、茶木目を随所にあしらった「3.5V/2.4V」、豪華な内装、充実装備の「3.5V Lエディション」、高級シート仕様の「3.5V プレミアムシートエディション」、エアロパーツや18インチアルミホイールを装備する「3.5Z/2.4Z」、上級エアロの「3.5Z Gエディション/2.4Z Gエディション」などが用意された。
2015年のフルモデルチェンジでは、外観はフロントデザインに金属を削りだしたような縦幅の広いメッキバーのフロントグリルに二段ヘッドランプを鋭くかみ合わせ、ラッセル車のような形状のアンダーバンパーで支える構成を採用。リアデザインはリアコンビネーションランプの上下をブラックアウトし、ライセンスガーニッシュを左右で挟み込む構成とし、ボディカラーには新規色の「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」を含む7色を設定した。