ダイハツが販売する軽自動車のスポーツオープンカー
「コペン」の車名は、当初「軽オープン」から「KOPEN」と名付けられた。
後に軽自動車のKをコンパクトカー(Compact car)のCに変更し「Copen(Cのみ大文字)」として現在に至っている。
初代(2002年~2012年)
47kW(64馬力)を発生する直列4気筒DOHCツインスクロールターボJB-DETエンジンを搭載する。トランスミッションにはスーパー5速MTおよびスーパーアクティブシフト付電子制御式4速ATから選択することができる。
ボディカラーはクリア塗装を2回繰り返す5層コートを採用することによって、より深みのある艶やかな輝きを実現している。
2012年4月2日に生産終了を発表した。
2代目(2014年~)
製造終了から1年10か月を経てショーでにて発表後フルモデルチェンジされた。
骨格構造を見直し「D-Frame」と名付けた。
特徴としては、フロント・サイド・リア・フロアを切れ目なくつないだ構造としている。これにより曲げ剛性やねじれ剛性を高め、ルーフオープン時の剛性確保を図った。
また、骨格だけで強度を担保する構造に出来たためドアを除くボディ外板の一部を樹脂製にすることが可能となった。
車両後端をダックテール形状にすることで高速走行時の揚力を大幅に低減し、走行安定性を高める優れた空力性能を実現した。
脱着構造についても見直し、「Dress-Formation」と名付け、外板の樹脂化により、
各パーツ(樹脂外板11パーツとヘッドランプ・リアコンビランプ)を
着せ替えできるようになった。
購入者の声
"なんといってもオープンにした時の爽快感は堪らない魅力です。景色が違って見えます。時速100kmで走っても風の巻き込みなど問題ありません。内装はオーディオのスペースを考慮して欲しかった。室内には物を置くスペースはほとんどなく、トランクもオープンにすると小さなボストンバッグが一つ収納できる程度。
エンジンはコンパクトスポーツとしては必要十分な性能だと思います。スムーズに吹けます。走行性能は、街乗りでは足は固めですが、峠で走る分には丁度良い。ミッションは、5MTだがなかなかよく設定されており、2速のシンクロも問題なし。6MTよりは楽に運転できる。燃費は高速で20キロ、街乗りで15キロくらい。"