アルトは軽ボンネットバンと呼ばれる「節税型軽乗用車」ジャンルを創成し、その後の軽自動車市場に大きな影響を与えた車である。
初代はシンプルなスタイルと驚異的な低価格で大人気を獲得、一躍スズキを代表するモデルとなる。ちなみに初代は、一般的な4ストロークエンジンのほかに、2ストロークエンジンもラインナップされていた。1984年発売の2代目からは乗用車傾向が強くなり、2004年発売の6代目では、トールワゴン的なスタイルへと生まれ変わるとともに、ボディタイプも5ドア1バリエーションへと統一された。
2008年~2012年5月のモデルでは愛嬌のある紡錘形のヘッドランプをもつエクステリアデザインが採用された。また、軽自動車本来の魅力、省資源・低燃費で気軽に使えることが目指されている。ボディは車両全体の板厚を見直し、高張力鋼板の使用を拡大。剛性UPと軽量化の両立が図られた。
2014年12月~のモデルでは「原点回帰」という考えのもと、初代アルトの商品力が強く意識されている。初代アルトは47万円という低価格戦略によりヒットしたが、8代目アルトでは650kgという軽い車重や市販車トップの37.0km/Lという数字の達成、またかつてのアルトのようなシンプルさを目標に開発された。
購入者の声
"走りや内容を考えるとコストパフォーマンスはいいと思います。"
"AGSは慣れが必要ですが、家族と共用する場合などでMTに乗れない人がいても問題ないのはいいと思います。
MTに慣れている人はAGS任せDモードの変速だと嫌になると思いますが、Mモードで自分で変速していけばMT感覚で乗れると思います。"