2001年にロゴの後継車として誕生したフィットは、軽自動車を除くホンダの乗用車では最も小型のボディサイズを持つ、世界戦略モデルである。
同時期の同クラスの他の車種と比べて優れた走行性能と低燃費の両立そして広いラゲッジスペースを確保し、コンパクトカーのベンチマークの一つとして評されている。
グローバルスモールプラットフォーム」と呼ふ燃料タンクを車体中央に配したレイアウトや、トランクからルーフまで一筆で書いたかのような外観デザインにより、同クラスのライバル車であるトヨタ自動車のヴィッツや日産自動車のマーチを上まわる室内空間を実現している。
2007年には2代目へとシフト、先代と比べてボディは一回り大きくなり、全幅は5ナンバーサイズいっぱいの1,695mmとなった。先代のコンセプトをさらに追求しつつ、モダンかつ質感にこだわった内外装によって、車格を超える上質さを持ち合わせるようになった。
エンジンは初代から変わらず1.3Lと1.5Lの直4が採用されているが、2010年のマイナーチェンジ時にハイブリッドモデルが追加された。
標準モデルとハイブリッドモデルは、フロントグリル等のデザインが異なっている。このほか1.5Lエンジンと6速MTを組み合わせたRSグレードもラインナップしている。
購入者の声
"エンジンルームを見せてもらって、そのパッケージングはさすがはホンダさんと感心しました。"
"排気量の割りに、キビキビと良い走りをしてくれて、燃費も良いので、今までの乗っていた車より、ガソリン代が半額くらいになりました。
コスト面からすると、かなりお買い得な一台だと思います。さすがに売れてるだけありますね!"