軽自動車の「新しいベーシック」ホンダ N-WGN
N-WGNは「軽自動車の日本の新しいベーシック」をコンセプトとしてホンダが開発した、高い基本性能を実装した軽自動車規格でのミニバンである。
エンジンは、ベースはN-BOX等と同じ型式のものを使用しているが、新たにツインインジェクションシステムを採用し、さらなる高圧縮比することにより、高いトルク性能を維持しながら低燃費化を実現している。
NA車は、「平成27年度燃費基準+20%」、ターボ・4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」をそれぞれ満たしている。
またナトリウム封入バルブを採用することにより、ノッキングの発生を抑えながら高いトルクを維持している。
ミッションについても軽量化が進められ、特に油圧ポンプを軽量な機械式の蓄圧タイプを採用することによりアイドリングストップ時に効果が表れている。
アイドリングストップの上限作動速度が減速時10km/h以下になっている。
安全性についても、注力されておりエマージェンシーストップシグナル、車両挙動安定化制御システム、ヒルスタートアシスト機能を全グレードで標準装備している。
初代(2013年11月~)
ノーマルタイプの「N-WGN」とドレスアップモデルの「N-WGN Custom」の2本立てで正式発表し、販売開始した。
標準グレードから、シティブレーキアクティブシステム、サイドエアバックシステムを追加した「あんしんパッケージ」安全性能や快適性能を高めた「G・Aパッケージ」、ターボ車の「G・ターボパッケージ」の3つのパッケージが存在する。
購入者の声
NAでの加速性能の良さに驚きました。ノンターボで十分です。
さすがにホンダが力を入れているだけあって基本性能(ドライビング、安全性能、車内スペース)が充実しており大満足です。
乗り心地は、特に足回りが固いということもなく問題ありません。
街乗り15km/L程度、遠出で20km/Lくらいです。